
「城跡歩き」を楽しもう!
お城巡りと聞くと、「天守閣がある有名な観光地に行くこと」を想像されるかもしれません。
歴史ウォーキングで おすすめしたいのは、学びながら歩いて実際のお城のダイナミックさを体感をする面白さ。

① 現代の景色に潜む「400年前の設計図」を見つける快感
一見するとただの山道や街中の公園の場所場所も、よく見ると不自然に折れ曲がった道や、不気味に切り立った崖があります。それらは戦国時代の武将たちが知恵を絞って作った「最強の防御システム」の名残だったりします。 「なぜここで道が曲がっているんだろう?」「ここに隠れて敵を撃とうとしたのかな?」と、当時の設計図(縄張)を自分自身の足で読み解いていくのは、まるで最高のミステリーを解くような楽しさがあります。
② 1日1万歩が楽しくなる、究極の「健康習慣」
関西には 「山城」が多くあります。起伏に富んだコースを歩くため、いい運動にもなります。美しい石垣や絶景というご褒美があるから、気づけば1万歩、2万歩と歩いてしまう。歴史ウォーキングは、心も体もリフレッシュできる究極の健康アクティビティ。Go go walking More more bulish!
③ 五感で味わう、最高のタイムトラベル
画面越しに歴史を学ぶのとは違い、城跡歩きは「五感」をフル活用します。
- 視覚:山頂から見下ろす、かつての城主も見たであろうパノラマ。
- 触覚:数百年前、石工たちが一つひとつ積み上げた石垣の質感。
- 聴覚:静かな森を抜ける風の音や、自分の足音。 そこに立つだけで、教科書の中の出来事だった歴史が、急にリアリティを持って迫ってきます。Time will be back !
④ 宝探しのような「発見」がそこら中に
「あんなところに隠し階段がある!」「石垣の中に、お地蔵様が彫られた石が混ざっている(転用石)!」 城跡には、ガイドブックに載っていないような小さな発見がいたるところに転がっています。実際の場所にいって体感してみる。Discover it !

知ると10倍楽しくなる!お城鑑賞の「3つの視点」
ちょっとした基礎知識をインプットすると、見え方が随分違うことってあります。
AIも活用してどんどん学んでいきましょう。
- ① 石垣(いしがき)の種類を知る
- 野面積み(自然な石)、打込接(加工した石)など。
- ② 「攻め手」になって歩く
- 「枡形虎口(ますがたこぐち)」や「堀切」など、敵を足止めする仕掛けを解説。
- ③ 縄張(なわばり)を読み解く
- 城の設計図である「縄張図」の見方を簡単に。
縄張図って
一言でいえば「お城の設計図」であり、「遺構の平面図」**のことです。

縄張図には、かつてそこにあった城の構造が詳しく描き込まれています。
曲輪(くるわ) : 城兵が駐屯したり、建物が立っていた平坦なスペース。
土塁(どるい) : 土を盛り上げて作った壁。
堀(ほり) : 敵の侵入を防ぐための溝。
切岸(きりぎし): 斜面を削って急峻にした崖。
虎口(こぐち) : 城の出入り口。

関西 城跡 MAP
関西 城跡 PICK UP
関西の城跡巡り PICK UPしてみました。
- 大阪城(大阪) 日本最大級の巨石と高石垣は圧巻。広大な敷地はウォーキングに最適です。
- 岸和田城(大阪) 堀に囲まれた美しい姿と、重森三玲設計のモダンな庭園「八陣の庭」が魅力。
- 芥川山城(大阪) 戦国時代の巨大山城。複雑な地形と石垣の跡が、当時の緊張感を伝えます。
- 姫路城(兵庫) 世界遺産の白亜の天守。迷路のような通路や門の仕掛けを歩いて体験できます。
- 竹田城跡(兵庫) 「天空の城」として名高い総石垣の城跡。山頂からの眺望は言葉を失う美しさ。
- 明石城(兵庫) 日本に12基しかない現存の三重櫓が2基並び、広々とした公園で歩きやすい。
- 篠山城(兵庫) 徳川家康による天下普請の城。巨大な石垣と復元された大書院が目を引きます。
- 二条城(京都) 世界遺産。江戸幕府の始まりと終わりの舞台。豪華な御殿と庭園を巡ります。
- 福知山城(京都) 明智光秀が築いた城。野趣あふれる「野面積み」の古い石垣が見どころ。
- 周山城(京都) 光秀が築いた西日本最大級の石垣山城。静かな山中に眠る巨大遺構。
- 安土城跡(滋賀) 信長の夢の跡。一直線に伸びる石段の大手道は、歴史ウォーキングの聖地。
- 彦根城(滋賀) 国宝の天守と現存櫓の数々。琵琶湖を望む立地で、周辺の城下町歩きも充実。
- 大和郡山城(奈良) 「転用石」が見られる独特の石垣と、桜の名所としても有名な美しい水堀。
- 高取城(奈良) 日本三大山城の一つ。深い森の中に突如現れる巨大な石垣の城壁は圧巻。
- 和歌山城(和歌山) 紀州徳川家の拠点。入り組んだ石垣の迷宮と、天守を繋ぐ廊下橋が特徴。
- 飯盛城(大阪) 戦国最初の天下人・三好長慶の本拠。山全体を覆う巨大な石垣群が見事。
- 池田城(大阪) 復元された櫓から池田市街を一望。枯山水や水路など、庭園散策も楽しめます。
- 千早城(大阪) 楠木正成が鎌倉幕府の大軍を翻弄した要害。急峻な階段が続く、心臓破りの名城。
- 赤穂城(兵庫) 忠臣蔵ゆかりの城。珍しい変形輪郭式の構造で、海に近い平城ならではの解放感。
- 洲本城(兵庫) 淡路島の山頂に立つ。「登り石垣」という非常に珍しい防御施設が見どころ。
- 利神城(兵庫) 「西の竹田城」と称される山頂の石垣群。麓の宿場町「平福」からの景観も格別。
- 黒井城(兵庫) 「丹波の赤鬼」の居城。360度のパノラマが広がる山頂は、第二の天空の城。
- 勝龍寺城(京都) 細川ガラシャゆかりの城。美しく整備された公園で、歴史入門の街歩きに最適。
- 山崎城(京都) 天王山の戦いの舞台。山頂に眠る石垣や土塁が、秀吉と光秀の決戦を物語る。
- 田辺城(京都) 舞鶴に位置する細川氏の拠点。復元された城門や資料館があり、歩きやすい。
- 玄蕃尾城(滋賀) 「土の城」の最高傑作。石垣を使わず土だけで作られた鋭い堀と土塁は必見。
- 小谷城(滋賀) 戦国五大山城の一つ。浅井長政とお市の悲劇の舞台。尾根を巡る本格コース。
- 信貴山城(奈良) 松永久秀が愛した名城。広大な範囲に曲輪(平地)が広がる、巨大な山岳要塞。
- 宇陀松山城(奈良) 山頂の豪快な石垣と、ふもとの美しい商家町の両方を一日で堪能できるコース。
- 大和郡山・今井町(奈良) 城そのものではなく「城塞都市」。町全体を堀で囲んだ最強の環濠集落。
関西には他にまだまだあるので驚きです。

本で学ぶのもいいですね。
4. 初心者向け:城歩きの準備とマナー
- 装備: 履き慣れた靴(山城はトレッキングシューズ)、水分、虫除け、日焼け止めクリーム。
- マナー: 石垣に登らない。城跡公園の池にいる亀を持って帰らない。
- おすすめアプリ: 「日本100名城スタンプラリー」など、継続のコツ。
想像の世界の先にリアル。




